主神


この世の理、この世の条理

この世界を産みし最初の存在であり

全ての父であり母である者。

 

 

 

人ではない、人ならざる者でもない、

何処にも居なければ触れも見えもしない。

だけど其れは常にそこに在る。

其れは常に貴方達を見ている。

 

あの星のように。

 

あの陽の光のように。

 

この世の全ては其れにより成されている。

貴方は神を信じるか?

 

 

 

その証を受け入れる者は

神が誠であることを

確かに認めたのである。

(Jhon 3:33)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主神の存在は曖昧で姿形は存在しない(というよりは

誰も見たことがない)所謂概念のひとつ。

それは男かもしれないし、女かもしれないし、

獣かもしれないし、大地かもしれないし

海かもしれないし空かもしれない、

何処にも居なくて、何処かいるかもしれない。

 

その存在は一切の謎に包まれており

主神の遣いである神王ですらその姿を見たことは無い。

ただその存在は、人々の信仰であり、救済であり、

時に恐怖ともなりうるこの世の全ての基である。

 

神の御使いである天使や神王に啓示を与えており、

神王と魔王の関係に亀裂が入った原因は

主神が神王に"そう啓示を与えた"からである。

 

全ての元凶、全ての始まり。

全ては神のもとにある。